おはようございます。
昨日は2つの目的の為、朝から分院に行って参りました。
1つ目は私と妻も仲の良い御夫妻の御相談にのる為です。
2つ目は新しい分院候補地の視察の為です。
まず、1つ目についてです。
お話しを聞いた際に奥様は「今が全然幸せじゃない」と言っていました。
私は何故なのだろうと思いながら、奥様とお話しをしました。
私も子ども達が全員家庭を持ったり、大学に進学したりしました。
結婚3２年目にして初めて妻と二人だけで暮らすようになりました。
妻と二人で暮らすようになり「幸せはなるもの。」ではなく「幸せとは感じるもの。」だと実感しています。
勿論、幸せを感じる為には努力は必要です。
幸せとはなるものではなく、感じるものですから。
例えば、「昨日も妻と一緒にいれて嬉しかった。」「今日も一緒にいれたら嬉しいな。」と感じる事が幸せなのです。
幸せを感じる為に必要な事は2つあると思います。
1つ目は信頼しても期待しないという事です。
2つ目は感謝の気持ちを言葉に出すという事です。
ご飯を作ってくれたり、色々な用意をしてくれたりした際に、必ず「ありがとう」と言葉で伝える事が重要です。
人間は言葉に出さないと伝わりません。
これは本当に大切な事だと思います。
一年間、妻と二人で過ごしましたが、こんな簡単な事も出来ていなかったのだとつくづく反省しています。２つとも些細な事ですが、この事を実行するだけで幸せ感は大きくなると思います。
即ち幸せを沢山感じる事が出来ます。
この事を友人の奥様に御伝えしました。
日経新聞についてです。
先日チャットGPTを作ったオープンAIがニューヨークタイムズから提訴されました。
生成AIの学習機能の為にニューヨークタイムズの記事を無断で使用しており、著作権を侵害しているとの事です。
これはオープンAIにとって予期せぬ問題です。
予期せぬ問題に対してイノベーションを起こしてきたことがアメリカの成長の特徴です。
私はオープンAIという会社がこの様な問題を多く解決していき、より良い会社に成長していくのではないかと思います。
中国の問題で台湾の記事が出ていました。
台湾は昨年まで投資額の8割が中国でした。
現在はで一番の投資先がアメリカに変わり、その割合も８割以上だそうです。
これは中国との関係悪化に拍車をかけていくのではないかと思います。
世界の通貨で特に流通している10か国の通貨でG10通貨というものがあります。
その中で一番安全性が高く、価値があると言われている通貨が「スイスフラン」です。
日本の円はG10通貨のうち3年連続最下位です。
これは国の力が落ちている表れだと思います。
しかし、民間企業は頑張っています。
日本製鉄はUSスチールを約2兆円で、東京ガスはロッククリフ・エナジーを約3800億円で買収しました。
円安でM＆Aは難しい状況ですが、民間企業は海外に目を向けて成長しようとしている事は素晴らしい事だと思います。
現在、日本は経済的には衰退していると言われています。
しかし、一方で日本は外国人が世界の中で最も訪れたい国にもなっています。
日本は安全性も高く、交通の便も良く、美しい自然と美味しい食事もあります。
外国人は日本の素晴らしさを日本人以上に理解していると思います。
日本という事はまだまだ豊かで良い国だと私たちが自覚しなければいけないと思いました。
今年は分院が移転開院しました。
移転する前にあった分院は十数年間多くの患者様に慕って頂いていました。
しかしテナント側の都合でその場所を移動しなければいけなくなりました。
移動する条件として、同じ場所に医院をつくれるようにしてくれるとの事でした。
患者様にも数年後に移転前と同じ場所に歯科医院をつくるとお知らせしていました。
しかし、テナント側の都合で戻れなくなりました。
もともとあった場所の近くにいらっしゃる患者様を置き去りにしてしまう事になります。
この状況を打破する為に移転前の医院の場所の近くに新しい歯科医院を開院する必要があります。
その為に視察に行きました。
事業をする際には、責任があります。
移転した後も移転開院した分院は十分に成果を上げています。
しかし、運営する上で患者様に責任を果たすという事は大切な事です。
約束を守るという事は最大の責任です。
結果的に置き去りにしてしまっている患者様の為にも開院しなければいけません。
約束を破る事で熱意や情熱も無くなります。
私たちが大きく飛躍する為には責任を持つこと、熱意を持つことが必要です。
その為に必ず開院を実現させたいと思います。
今年も一年大変お世話になりました。
来年も宜しく御願い致します。
年末年始は大切な御家族、パートナー、大切な方とゆっくり御過ごし下さい。
