最近非常に忙しく頑張っていました。
本日は久しぶりに時間が出来たので、家内と一緒にゴルフに行きました。
家内の方が断然上手で少しうるさいと感じるくらいコーチを受けながら一緒にラウンドをしました。
本当に楽しい時間になりました。
子供達がみな大学に行っていて私は家内と結婚後初めての二人での生活です。
その事で大切な人と大切な事をしっかり時間を取って話すという事が、非常に大切な事だという事に気付きました。
その事によって二人の生活にいいリズムが生まれるからです。
昨日は家内とゆっくり話せたお陰で今日は朝4時から仕事をしました。元気もりもりです。
上手くいっていないと思っている人がいれば、そういう大切な人との時間を取る事を強くお勧めしたいと思います。
日本は今大変な時代になっていると思います。
小学校や中学校で不登校が問題になっています。今現在30万人の子供が不登校になって、60万人の子供がいじめにあっているという報告があっています。
私が子供の頃には不登校やいじめという言葉すら知りませんでした。
この大きな原因の一つが新型コロナウイルス感染症だと思います。
友達の顔も見えない、話す機会や行事も少ない、そういう時にいじめや不登校が起こりやすくなるのかもしれません。
又、かなりの家庭が共働きになっています。
子供が帰宅した時に一人になってはいけないという事で3月まで多くの補助金を出していましたが、この補助金の申請も多く9月で打ち切られる事になっています。
非常に残念な事です。今後こういう時代だからこそ、子供との時間を大切にする事が必要であるという事が考えさせられる記事だったと思います。
経済では、昨夜1ドルが150円でした。
数年前には1ドル100円でしたので我々の財産がドル換算でいうと2/3になったという事です。
日本の凋落を物凄い勢いで実感出来ます。
もう一つ忘れてはいけない事はアメリカの強さです。
今アメリカの政策金利は5.4%まで上昇しています。また、インフレ率も3.4%から3.6%の間です。こういう場合企業活動は落ちるはずですが、驚く事に企業活動は盛んで景気はますます良好です。
アメリカのGDPの7割は個人消費に支えられているのですが、アメリカの個人消費が活気を呈しているという事です。
ヨーロッパは景気が悪くインフレでスタグフレーションが起こっています。中国では不動産不況で破壊状態です。
そんな中、アメリカだけが強くなっている一強時代に突入した事は明らかです。
その事を知ったうえで、我々も会社を運営し個人としても日常生活をしていかないといけないと強く思いました。
(株)ARMはアメリカのNASDAQに上場しました。
(株)ARMはイギリスの半導体の設計会社です。
20世紀の産業の米は鉄でしたが、21世紀の産業の米は半導体です。
世界中の大部分のその半導体の設計を行なっているのが(株)ARMになります。
孫社長の先を読む力は流石で凄いと思いました。
福島第一原発の処理水が24日から放出されています。
処理水についてIAEAは完全に安全だと言っていますし、周辺の全漁連の会長も納得しており問題もないはずです。しかし、中国が猛反発しているという記事が出ていました。
これはアメリカと日本が非常に緊密すぎて、その反発だと思う事すらありますが、環境に対しての問題には中国から同じ様な反発が予想されます。
習近平国家主席の前の国家主席である胡錦濤前国家主席は経済第一主義で、中国は物凄く発展したのですが、その為に環境破壊が進み揚子江で泳げなくなり黄砂の飛来も激しくなりました。
その為、習近平国家主席は環境破壊につながる事は絶対に許さないという姿勢をとっています。それに繋がるのが今回の福島第一原発の処理水の放出になります。
今後もこういう事に対して中国の反発が大きくなる事を忘れてはいけません。
最後に、我々の財団法人で10月12日から北九州市の井筒屋百貨店でバンクシー展を開催しています。
何故バンクシーなのかとよく聞かれます
私がバンクシーに興味を持ち学習し得た結論は、
バンクシーは破壊者ではなくアントレプレナー（起業家）だという事を痛感しました。
彼の発言や行動を学べば学ぶほど彼の起業家としての能力の高さがわかります。
起業家として大事な事は、私は下記の3つであると考えています。
① 行動力
② マーケティングとイノベーションの力
③ 人間力の高いリーダーシップ
特に③の人間力の高いリーダーシップが大事です。
彼はチームバンクシーとして多くのチームの人達と仕事をしているはずです。
しかし、バンクシーが大切にしている匿名性というのはいまだに守られています。
これは彼が高い倫理観を持った人間力の高いリーダーからだと私は思っています。
また、多くの富を得ているはずですがこの富の分配も公平性を保っているのではないかと考えています。
そういう意味でバンクシーの事を学べば学ぶほど、起業家精神をよく学べます。
日本が今行き詰っているのは世界で最も起業率が低く、廃業率も低いという事です。
要するに産業の新陳代謝が行われていないという事になります。
バンクシーを学ぶ事によって一人でも多くの有能な起業家が出て来てくれる事を期待して私はこの展覧会を行なっています。
