正直・丁寧・真面目な生き方

「大切な人との、大切な時間」

〇大切な人との、大切な時間

先日3連休を頂きました。

皆様も驚いたかもしれませんが、私にとって久々の3連休でした。

実をいうと、先日一番下の息子が大学に合格致しました。そこで、彼と大学生の末娘と三人で、近場ではありますが旅行に行って参りました。

年末の忙しい時期にと思われる方もいらっしゃるとは思います。しかし、今後3人一緒に旅行に行く機会を作るのは中々難しいと思います。

今から10年後に、自分が忙しい時期に仕事を休み旅行に行ったこと以上に、仕事を優先して旅行に行かなかったことを絶対に悔やむと思い、今回3連休を頂きました。

子供と3人ですから、そこまで話が弾むというわけではありませんでした。しかし、2人と大切な事を話すことが出来、大切な事を聞くことが出来、何より大切な息子と娘と過ごせた時間は、私にとって最高の時間でした。



そして旅行中、子供から「どうして毎朝早くからそんなに働くのか。」と聞かれました。

私は「世界一の歯科医療グループを作るため。患者様のためというのはもちろんだが、スタッフが一生の職場として働ける場を作るという為に頑張っているんだ。」と伝えました。そうすると息子も娘も「素晴らしいね。」と言ってくれました。



今回の旅行に、妻は同行しておりません。

妻は孫の世話があると言っていましたが、私はそうではない事に気付いていました。

2人が生まれた頃、私は分院展開を始めたばかりでした。そのことで、彼ら2人との時間を中々取れていませんでした。

本当は、妻が「3人だけの時間」を、と配慮してくれたのだと思います。

人間というものは不思議な生き物です。「してもらった。させてもらった」等という行為から生まれた感謝は案外すぐ忘れてしまいます。しかし「いい気分にしてもらった。いい思い出をもらった。」という配慮から生まれた感謝は絶対に忘れないものです。

今回のこの3人の旅行は、私にとって一生忘れない良い思い出になりました。

更に忘れないのは、妻の私に対する最高の気遣いです。

妻のことは一生大切にしたいとつくづく考えています。



〇日経新聞

⦿コロナ時代の終幕

コロナの時代が終わりつつあることを感じるニュースがいくつか出ていました。



まず1つ目に、中国への入国にPCR検査が必須になったというニュースがありました。

これまではコロナワクチンの証明書のみで入国が可能だったのですが、中国が脱コロナになり、証明書偽造の多さなどから、入国にはPCR検査が必須になったと発表されています。

2つ目に、来年春よりコロナの分類が第5類になるという発表がありました。

現在は4月1日からの案を軸に検討しているとのことです。コロナが第5類になるという事は、インフルエンザと同じ扱いになるという事です。

そして3つ目に、コロナでどれだけのお金を使ったかという検証が始まっているそうです。

10兆円近くを使ったとみられていますが、コロナに対してお金を使いすぎたのではないかという議論も行われています。この使い道の議論が始まったという事実こそが、コロナの時代の幕引きであるという事に他ならないと思います。



⦿金利の上昇と国内外の景気

現在世界全体で金利が上がっています。

インフレになり、金利が高くなり、来年は景気が悪くなるという事が、どの新聞にも書かれています。

しかし、国内の情勢と国外の情勢は分けて考える必要があります。

現在日本の金利は、0.25%と非常に低い状態です。国内ではインフレではなくデフレになり、景気が良くなっていくと私は考えています。だからこそ、我々は来年も前向きに新規開院を続けていく予定です。



そんな中、京セラは無借金経営を建前としていました。しかし今回、KDDIの株を担保に1.3兆円を借りたそうです。これは今後半導体の需要が大きく広がった時のために、生産能力を倍に拡大するためのものだそうです。

京セラの経営者は、未来の外部環境を素早く認識し、素晴らしい戦略を立案し、企業に成長をもたらしたと思い、私は感動しました。