正直・丁寧・真面目な生き方

「小さな楽しい約束」

友人に会った際によく聞かれることがあります。

「どうしたらそんなに奥様とずっと仲が良いのですか。」ということです。

私達夫婦は皆さんが思っている程ラブラブというわけではありません。

しかし、私自身、仲の良い夫婦で居続ける為に努力はしています。

いつまでも夫婦仲良くいたいので、長年実行していることがあります。

それは、小さな楽しい約束を沢山するということです。

先日仕事が終わった後に妻と二人で映画を観に行きました。

この映画を観る為に、実は3週間以上前から席を予約していました。

私も妻も映画が大好きで、席を予約した後は直ぐに手帳に映画にいくという小さな楽しい約束を書き込みました。

私は毎朝手帳を確認することが日課です。

ですから3週間の間ずっと二人で一緒に映画を観に行くという小さな楽しい約束を目することになります。

毎日その小さな楽しい約束をみるたびに嬉しく、そして楽しみになります。

また、映画を観に行く前は、妻と二人で何度も映画の内容について話しました。

そして映画を観た後も、お互いの感想を言い合い楽しい時間を過ごすことが出来ます。

映画を観に行くということは小さな出来事かもしれませんが、このように小さな楽しい約束を沢山つくることで、

①二人にとって共通の楽しみが多くなり、毎日が明るくなります

②小さな楽しい約束の前や後には会話も盛り上がります。

③家族の皆にも発信することで、家族皆も幸せを感じることが出来ます。

 未来の小さな楽しい約束を多くすることで、仲の良い夫婦関係をつくるのみならず、人生そのものが楽しくなると思い、私は実行しています。



私はよくコンビニ行きます。

そしてコンビニは学びの多い場です。

先日コンビニに寄った時に、両手に大きな袋を抱えた年配の女性が居ました。

若い女性の横を通ろうとした際に年配の女性の荷物がぶつかりました。

若い女性は年配の女性に向かって「気を付けて!」と少し怒った様子で言いました。

さらに、年配の女性がコンビニから帰る際に、また別の若い女性に荷物が当たってしまいました。

しかし、今度の若い女性は「大丈夫ですか。すみません。」と謝っていました。

ぶつかるという同じような事でも、こんなにも対応が違うのかと思いました。

私はその現場を見ていて、「大丈夫ですか。すみません。」といった女性の対応は本当に素敵でしたし、好意的にも見え、私自身も幸せな気持ちになったのも事実です。

全てのことは捉え方次第だと勉強になりました。



日経新聞についてです。

世界の経済構造が変わったという認識が必要です。

先日、2022年7月~9月の世界のGDP等の業績の指標が出ました。

金融、IT等かつての花形企業は現在、非常に業績が悪く低迷していますが、エネルギー産業は非常に好調です。

金融業界におきましては、先日のCPI(個人消費)が7~8%をきるということになり、 2023年の金利の上昇が5%代で終わるという考え方が一般的になりました。

また、仮想通貨業のFTXが破綻したことも金融業界にとっては大きな痛手だったと思います。

経済産業省はIT企業にとっては貴重な収入源であるアプリ料金を変更する場合は「準備時間を設け、内容や理由を分かりやすく説明する必要がある。」と企業側に促したことも大きいと思います。


そんな状況では御座いますが、日本の産業について良い記事がありました。

半導体の国産化に向けて、ソニーグループやトヨタ自動車などの日本の主要な企業が共同で「Rapidus」という新会社を設立しました。

さらに、今や日本企業のエースともいえるソニーグループが、東南アジアの中心であるタイに半導体の大工場をつくり、ソニーの半導体生産力を7割アップさせるということを発表しました。

ソニーはゲームやエンタメの分野においては世界的な企業ですが、更に半導体産業をもう一つの大きな柱にする為の戦略だと考えられます。


また、今年に入り数件続けてM&Aを行っていますオリックスは、今回DHCを買収しました。

今、化粧品や健康食品は右肩上がりの業界です。

勢いのある企業はM&Aに対する観点も違うなと思いました。



今後、経済、そして特に金融の世界は大きく変化していきます。

この様な時代だからこそ、時流に乗るということは非常に重要です。

我々グループも時代の流れに沿った運営をしていかなければいけないと思いました。