人生の中で困った時に読み返したくなる本を持っておく事、そして自分を救ってくれる言葉を持っておく事は非常に大切な事です。
困った時や挫けそうな時に自分を助けてくれる本や言葉が人間には必要だからです。
京セラ株式会社の会長であられた故・稲盛和夫さんの本には「困難は愛が形を変えたもの」という興味深い言葉があります。
この書籍によると難しい仕事や悩み、苦しみは自分を成長させる為に必ず必要な要素であり、むしろ感謝すべきものだと書かれています。
厳しい言葉ではありますが、確かに困難な経験を通じて自分が成長しているという事は紛れもない事実だと思います。
「困難は愛が形を変えたもの」だと考え、困難に立ち向かう人間であるべきだと教えてくれた言葉です。
先日参加させて頂いた大学の同窓会でまだまだ前向きに向上心を持って頑張っていが友人が多くいました。
そういう友人とお話しして、一緒の時間を過ごすと共感も出来ますし、何より私自身もまだ成長出来ると信じて頑張りたいと自信を貰えました。
いい本に会い、その本の中から心に響く言葉を見つける事や同窓会等で大切な友人と定期的に会い、語り合う事は人生において非常に大切な事だと改めて実感しました。
そういう経験が無ければ、人は簡単に成長を諦めてしまい、成長と成功のない無駄な人生になってしまうからです。
本日の日経新聞です。
日本の近況について気になる記事がありました。
まず漁業の衰退の深刻化についてです。
日本にはかつて、漁師の方が40万人近くおり、漁獲量も1,000万トンを超えていました。
世界有数の漁業の国で、当時は自給率も9割を超えていました。
しかし、近年では漁師の数は15万人と半数以上減り、漁獲量も半分以下の400万トンほどです。
日本人にとって、魚は大切なたんぱく源ですが、その魚でさえ輸入に頼らざる得ない状況です。
この現状に対する対策と将来の食糧問題を早急に考える必要があると思いました。
また、同じ様な問題として労働力の問題があります。
現在の日本は少子高齢化で人口が減っている事は皆さんもご存知だと思います。
その様な状況で今まで日本経済が成り立っていたのは
1,女性の就業率の上昇
2,高齢者の労働年数の延長
の2つがあったからです。
しかし、上記の2つからもこれ以上の労働力確保は難しい状況です。
先日マレーシアのマハティール元首相が90歳を越えてもなお「まだまだ頑張る」と発言されていましたが、これは稀な例だと思います。
日本に残されている方法は外国人労働者に対して、どれだけ雇用の門を開けるかにかかっていると思います。
資産運用についても、日本の年金機構が運用において今回初めて赤字を出しました。
従来の国内株式、外国株式、国内債券、外国債券に均等に分けていくという投資では経済構造が大きく変わった今では追い付かなくなっているという事です。
アメリカの多くの投資家は、上記の4つの運用比率を時流に合わせて変えたり、金、ビットコインなどを含む投資を行ったりしているそうです。
日本の年金運用については時流に会った投資方法を検討していかなければいけないと思います。
国際状況においても、来年度よりアメリカ大統領がトランプ氏に代わります。
トランプ次期大統領はメキシコの壁、メキシコに対する課税に続き、超友好国であるカナダにも25%の関税をかけるという発言がありました。
また就任時には即時のTPP、パリ条約の撤退を宣言しています。
アメリカファーストを掲げるトランプ次期大統領にとっては当然のことかもしれませんが、日本も慎重に対応していく必要があります。
今後の日本との関係性についても注目していかなければいけません。
先程もお話しした、先日同窓会に出席したお話しについてです。
勿論、多くの同期の方に会いお話しする事は、精神の安らぎを感じました。
また、年を重ねる毎に友人と会う機会は減っていく事が一般的ですので、友人との関係を維持し発展させていく事の大変さも改めて実感しました。
友人関係を維持して広げていく為には今まで以上の努力が必要だという事です。
私にとっても、皆様にとっても、友人関係の充実という事は人生において最も大切な事の一つです。
今後も人間関係、友人関係を広めていく為に同窓会や友人との連絡を大切にして生きていきたいと思います。