第7回医療法人宝歯会OB会を開催致しました。
約20人のOBの先生方が参加して下さり、同胞感の強いOB会となりました。
第一部の学術講演会では、埼玉県の浦和でご開業されている多保学先生にご講演して頂きました。
多保先生は、ロマリンダ大学でペリオやインプラントの研鑽を積まれた素晴らしい先生です。
非常に興味深く、奥の深いご講演内容で、参加された先生方も終始真剣に拝聴しておりました。
第二部の懇親会は隣接しておりますホテルのレストランで行いました。
多保先生、私の次男と三男も参加させて頂き、例年以上に盛り上がりました。
第三部のコンパではセミナールームに戻り、スマイルサポートの皆様の協力の元、行いました。
終了は深夜1時前と盛り上がりすぎたくらい盛り上がりました。
OB会に参加して下さった先生方の中には、鹿児島や関西からと遠方からのお越し頂いた先生も多くいらっしゃり、仕事の調整は大変だったと思います。
しかし、彼らから今後の宝歯会について質問を多く頂き、今も宝歯会に大きな関心を寄せている事、我々の発展を強く希望している事を強く感じました。
私は、嬉しい反面、OB会に参加して頂いた先生方が当法人に所属している時に、「もっと何かしてあげれる事があったのではないか」と後悔致しました。
だからこそ、今ご勤務して下さっている皆様方に何か出来る事がないかは改めて考え直す必要があると強く思いました。
来年のOB会も三輪会長と準備を重ね、全員が参加して良かったと思って頂けるOB会にしたいと思います。
日経新聞についてです。
もっとも重要な経済指標であるアメリカの雇用統計が昨日発表されました。
この数か月、雇用数がボーダーラインである20万人をきっており、政策当局はインフレ対策ではなく、景気対策に重きをおき、金利を下げていく予定でした。
しかしながら予想に反し、今月は雇用数が24万7000人となり、失業率も0.1下がりました。
この事により、アメリカが金利を下げていき、日本が上げていくという状況は少し後退したのかもしれません。
パレスチナ問題についてです。
イスラエルとパレスチナの間で戦争が始まり、1年が経ちました。
その間レバノンやイラン等の関与もあり、結果として多くの方が亡くなり、現在も多くの方が避難生活を余儀なくされております。
これは宗教対立という側面もありますが、アメリカの影響力が低下しているという事も大きな原因の一つだと思います。この紛争は長期化が予想されます。
日本の電気自動車は残念ながら大きく出遅れていますが、現在、世界貿易の中で、電気自動車が非常に重要な位置を占めていることは皆さんもご存じかと思います。
そして、最も成功している国の一つが中国です。
そんな中、中国の電気自動車産業に対する補助金が世界では大きな問題となっています。
欧米では、中国製の電気自動車の輸出攻勢に対抗し、中国の電気自動車に非常に高い関税をかけるという対抗措置を行う事を決定しました。
これは「分断」の時代を大きく助長する問題であり、アメリカと中国だけではなく世界中に「分断」が広がっていく事に繋がるのではないかと思います。
日本国内の話です。
私は白神山地で登山した際に、熊と遭遇し驚いたことがあります。
今、秋田県や岩手県で熊の被害が深刻になっております。
以前は熊の住む山岳地帯と人間が住む住宅地の間に「里山」と呼ばれる中間的なエリアがありました。
しかしながら、少子高齢化の影響もあり、里山で農業や林業を営みなながら暮らしていた方はほとんどいなくなってしまいました。
その結果、山から下りてきた熊たちが里山に住むようになり、更には都市部にまで頻繁に姿を現すようになりました。
これも地方の人口減少の影響であり、地方の衰退について考えさせられる記事でした。
最後に本日からノーベル賞の発表が行われています。
日本からも物理学賞・科学賞等色々な分野で候補者がいるようですが、私は毎年ノミネートされるノーベル文学賞候補の村上春樹さんに注目しております。
是非受賞出来ればと思っております。
先日家内と一緒にいつものゴルフ場に練習に行きました。
隣の席で練習されていた方は、昔からの知り合いで大きなレストランのオーナーの方でした。
終わった後、「ちょっと話があるんだけど…」と言われコーヒーを飲みながら3人で話をしました。
彼の話は、「仕事が全然面白くない」ということでした。
私自身は、歯科診療をしたり、新規開院のプランを考えたり、講演をさせて頂いたりすることで毎日ワクワク、ドキドキしながら仕事をしています。
仕事は人生の中で大きな時間を占めています。
そして、仕事は一人でする事は出来ません。
仕事は沢山の方と関わりながら行うものです。
そんな中、ワクワク、ドキドキしながら仕事が出来ない事は、患者様や一緒に働いている方にも失礼な事であり、自分にとっても不幸な事だと思います。
だから私は彼に、
「ワクワク、ドキドキしないのであれば、そしてやりたくないと感じているなら、仕事は辞めた方が良いのではないでしょうか。辞めたくないのであれば、コラボする等を考えた方が良いのではないでしょうか」。
とお話ししました。
彼もゆっくり頷きながら「その通りだと思います。」と言ってくれました。
彼にとっては少しきついことかもしれませんが、はっきり伝える事が出来て、良かったと思いました。
私自身はこれからも「ワクワク、ドキドキ」しながら自分の仕事が出来る人間でありたいと強く思いました。