週末、博多で私が大切にしているインプラントの学会に参加しました。
金曜日から3日間宿泊し、本当に「学べる時間」になりました。
学会終了後は、以前ご勤務して頂いていた先生がご結婚されたので、奥様と3人で食事をしました。
楽しくて飲みすぎてしまい、帰りも遅くなり、妻に叱られました。
今週も過密なスケジュールが続いています。
2日間終日診療して、分院ミーティングが4つもあります。
週末は大切な方との約束があるので、その準備もしなければなりません。
その為、本日は朝の5時からランニングして、体調を整えてきました。
時々、色々な方に「そんなに忙しいのにどの様にスケジュールを決めているのですか」と聞かれる事があります。
そんな時、スティーブン・R・コヴィー博士の重要な名言を思い出します。
「時計でなく、コンパスで決めろ」というものです。
これは日々の忙しさに振り回されないための指針です。
私には理事長として、院長としての仕事だけでなく、父親そして、夫としての役割もあります。
時計とコンパスの違いは、「緊急性」と「重要性」です。
すぐにやらなければならないことは多いです。
しかしながら、それらは必ずしも重要ではありません。
誰しもみな、緊急性の高い仕事にすぐに取り掛かってしまいがちです。
一方、本当に重要な仕事は非常に難しく、きついものが多いです。
だからこそ、優先的に取り組むことが難しいのだと思います。
しかし、この重要な仕事に取り組まなければ、人生も仕事も前に進む事が出来ません。
私の場合、緊急性の高い仕事はデリゲーションする、即ち周りの方に頼むことで対処できることが多いです。秘書の方、スタッフの方には本当に感謝です。
こうすることによって、私自身は重要性の高い仕事に集中することができ、自分も組織も前に進むことが出来ています。
コヴィー博士の名言は、時計(緊急性)に振り回されるのではなく、コンパス(重要性)に従って進むべきだということです。
皆さんも日々多くの仕事を抱えていると思います。
まずは、何が本当に重要な仕事なのかを考えてみてください。
「最も重要性の高い仕事は?」と考え、優先的に行う事が、組織の為にも、そして自分自身の為にも大切なことなのです。
日経新聞についてです。
東京都知事選挙が行われ、小池氏が当選しました。
蓮舫氏が3位で、石丸氏が2位となりました。
この結果は、既成政党の存在意義を問いかけています。
また、選挙におけるSNSの影響力の大きさも明らかになりました。
アメリカ大統領選挙では、現職のバイデン大統領が途中で辞退する可能性が取り沙汰されています。
トランプ氏とのテレビ討論での様子や年齢を考慮すると、民主党内で有力な候補者が不足していることが懸念ではありますが、状況は大きく変化する可能性もあります。
今後の展開を世界中で見守られています。
イランでも9年ぶりに大統領選挙が行われ、改革派のペゼシュキアン氏が当選しました。
これまでハマスを支援してきたイランの立場が変わる可能性もあり、中東問題の解決に向けた期待が高まっています。
また、日本の主要な原油輸入先であるイランの親米政権の誕生により、原油価格の低下が期待できます。
日経平均株価と本日のS&P500指数がともに上昇傾向にありますが、日本とアメリカの企業には重要な違いがあります。
アメリカ企業の特徴はNVIDIAやAppleのような、革新的な企業が急成長しています。
そして、その他の多くが先端技術(特に半導体関連)企業として市場を牽引しています。
日本企業の特徴はアメリカのような革新的テクノロジー企業が少なく、市場を牽引している企業の多くは創業100年以上の老舗企業です。
皆さんもご存じだと思いますが、キリンビールがファンケルを買収しました。
これは、人口が減り若者のアルコール離れを見越して、今後の成長が期待出来るヘルスケア部門に業態変化を進めているという事です。
三菱重工業も従来の主力事業だった造船や工作機械から防衛産業と宇宙産業へ注力しています。
日本企業の成功の鍵は、時代の変化に応じた業態変化だと思います。
「緊急性」と「重要性」に加えて、成果を出すために必要だと気付いたことは「素直になった方が上手くいく」ということです。
先日、参加したある会議でも、役員の方で決まった事が発表されました。
しかし、その様な中、「そうは言っても。。。」「こっちの方がよいのでは。。。」という方もいました。
こういう時は役員の方が一生懸命考えて、決めたことですから「素直にやってみよう」と思う事が大切です。
1.言われたら黙ってやる
2.そして上手くいくかなかったら、やり方をかえてみる
3.それでも上手くいかない時は諦める
まずは「素直になってやってみる」ことが一番成功に方法だと思います。