正直・丁寧・真面目な生き方

〇「愛を行動にする事」

昨日仕事終わりに偶然息子に会い、少しだけ一緒に食事をしました。

帰りに妻の大好きなミスタードーナツを買いました。

それを見た息子に「お父さんマメだね。」と、少し冷やかし交じりに言われました。

先日大阪で開催された「オードリーヘップバーン展」へ行き、考えた事に起因しています。

その中で紹介されていたオードリーヘップバーンの格言の一つに、

「愛は行動なのよ。言葉だけではだめなの。言葉だけですんだことなど一度だってなかったわ。私たちには生まれたときから愛する力が備わっている。それでも筋肉と同じで、その力は鍛えなければ衰えていってしまうの…」

という言葉がありました。

人間は元来愛し、愛されたい気持ちを持っている生き物です。

しかし、使わなければ筋肉と同じように衰えていくものだと、オードリーヘップバーンは言っています。

私はこの言葉に大いに共感し、愛する気持ちが衰えた状態は人間にとって一番不幸な状態だろうと思いました。

好きな人には好きだと言葉で伝えるだけではなく、ほんの小さなことでも行動に起こすことこそが大切です。

加えて言うならば、その小さな行動は自分自身の幸福にも繋がると私は感じています。

私は昨日ドーナツを買って帰ったことで、妻とドーナツを食べるという些細な事ですが、楽しく幸福な時間を二人で過ごす事が出来ました。

この行動が「マメ」かどうかはともかく、ドーナツ一つでこんなにも幸せな気分になれるのなら、私はこれからも「マメ」を続けていきたいと思います。

〇経済

先日中国の習近平国家主席がロシアに訪問致しました。

この訪問で、中国がロシアからプルトニウムについての情報を得たのではないかという憶測が飛び交っています。

プルトニウムは核爆弾を作る為に必要な物質です。

つまり、核爆弾を作る技術がロシアから中国へ流出した可能性がある事を指しています。

またこの事を批判する内容を掲載したWebサイトが4000個以上削除されたというニュースもありました。

中国の圧政は留まるところを知りません。

この事は日本にとって大きな問題であるという認識が必要です。

嬉しいニュースもありました。

これまで多くの中南米の国々が台湾と国交を持っていましたが、現在は経済援助を引き換えに次々に中国へ支持を移しています。

現在南米ではパラグアイだけが台湾を支持しています。

そんなパラグアイで、先日大統領選挙が行われました。

中国は親中派の大統領候補を支持していましたが、先日の選挙では親台派の候補が当選しました。

当選したサンティアゴ・ペニャ元財務相は今後も台湾との外交関係を最大限重視すると表明しています。

中南米で中国派が増えている中、パラグアイの大統領が今までの恩義を大切にする人間的な品格、更には人格の高さを見せてくれたことに私は非常に嬉しく思いました。

日本では、世界で唯一長期金利コントロールしています。イールドカーブコントロールと呼ばれています。現在日本の長期金利は±0.5%に制限されています。

しかしながら、世界中の中央銀行はインフレを抑えるために金利を上げ続けています。

結果として日本と世界の、特に欧米との金利差は広がり続けています。

このような状況下で、日本の個人投資家は日本株を売り、欧米の株を購入する傾向が加速度的に増加しています。

理屈で考えると当然のことではありますが、これは日本の経済力を下げる行為には違いありません。 日本人自身が日本の経済力を下げるという事に疑問を感じながら、金融機関までもがそれに加担するという事態に納得が出来ないのは私だけではない筈だと思いました。

〇楽しい時間を作り出す

私の第2の故郷である鹿児島で、私の大恩人である先生と一緒にバイク旅行に出かける事になりました。

先生は本来私のような者がお話できる方ではありませんので、このような機会を頂けた事は、感謝の一言に尽きます。

先生を尊敬すべき点は多くあります。

先生は非常に博識で、世界の政治経済はもちろんのこと、美術や音楽全てのことに通じていらっしゃいます。そういう方が地球上にいるのかと思う程です。

しかし一番私が凄いと感じているのは「何時も楽しい時間を作り出す」人間力に長けていることです。

一緒に食事をする時、一緒に話をする時、先生と一緒の時間は全てが楽しく、全てが私の大切な思い出になっています。

実は私がバイクの免許をこっそり取ったのも、バイクをこっそり購入したのも、先生の勧めがあった事がきっかけでした。

私は最初バイクに興味はなかったのですが、今ではツーリングが私の大切な趣味の一つになっています。

非常に高い御立場でありながら、周りの全ての人たちに対して楽しく過ごしてほしいと、何時も心遣いをされています。

他人の事に気を遣い、他人を楽しませてくれる先生に対して尊敬の念に堪えません。

周りの方を楽しませる力程今重要なものはない、と考えている程です。

私も先生の様に利他心を持ち、周りの人を楽しくする努力を続けていきたいと思います。 そして、私の周りに一人でも幸せな方が増えれば、私自身も幸せになれると感じています。