先日分院ミーティングに参加しました。
分院付近にある主要工場が稼働停止になり、工場に勤務していた従業員は次世代エネルギー産業を担当する部門に異動して勤務するそうです。
当法人のスタッフの御家族が勤務している可能性もあります。
全従業員の皆様が無事に他の部門で勤務出来る事を祈るばかりです。
その地域は人口も減っており、JRの電車の本数も少なくなり、主要産業は衰退の一途を辿っています。
これが地方の現状です。
この様な状況を不安に思うスタッフもいると思いますが、その分院では毎日知識や技術の向上に努め、正直丁寧真面目な診療、良いサービスを提供しようと全員が一生懸命励んでいます。
その御陰で多くの患者様が永く、メンテナンスや定期健診等で来院して頂いています。
スタッフは「今までと違う」という自覚を持っています。
だから、大きく変わりつつある環境を受け入れ、自分たちに何が出来るのかを常に真剣に考え毎日勤務しています。
『CHANGE or DIE』
我々は今変わるチャンスを掴んでいます。
ここで変われるかどうかが未来に大きく影響していくと思います。
日経新聞の話です。
九州電力と東京ガスが共同して進めてきた千葉県の液化天然ガス(LNG)火力発電所計画が白紙になったそうです。
ロシアによるウクライナ侵攻により燃料の価格が想像をはるかに超えて上昇しています。
LNGも例外ではなく、価格が上昇し採算が取れなくなったからだと思いまた。
今後、石油や石炭等の燃料に関する事業の撤退は多くなっていくと思います。
ガソリンも高騰し、燃費の良い車や電気自動車が多く販売され、近い将来ガソリンスタンドすらなくなるかもしれないと言われています。
産業、そしてエネルギーの転換が出来るかどうかがこれから重要になってきます。
「脱炭素」の時代がすぐそこまで来ています。
世界中が注目している日本銀行の政策決定会議が行われます。
金利を上げるか、上げないか、という決定が世界中の注目を集めています。
日本銀行が500兆円以上の国債を保有しているということを考えると、私は金利を上げる確率は極めて低いと考えています。
また、現在株の下落が止まりません。
ウクライナ侵攻により、世界中で未来に対する投資の価値観が一気に変化しました。
今まで一般的であったIT関連会社の代表的なGAFAM(G=Google、A=Amazon、F=Facebook、A=Apple、M=Microsoft)の株価も急落してしまいました。
それに比べて「燃料、宇宙、農業、原子力、金などの鉱物等」の産業が今後一段と成長すると言われています。
金利の急上昇、更にはロシアのウクライナ侵攻により世の中が大きく変化しているのだと思います。
他にも最も重要な会議が行われます。
2011年東日本大震災で起こった福島原発の事故の後処理で発生した核燃料の汚染水の排出についてです。
現在汚染水は1000基を超えるタンクで保管されています。
ALPSという設備を使い大部分の放射性物質を除去します。
世界基準では海に放出しても全く問題ないレベルにまでなるそうです。
しかしながら、海底トンネルを通じて沖合1kmほどから放出される処理水によって、福島県の海産物のイメージは少なからず影響を受けると思われます。
絶対に体に影響がないと言われていますが、周辺の海産物を購入しない人も確実に増えると考えます。
これは時間が解決するしかないのかもしれません。
先日私の先輩の紹介で、ある実力者の方と御会いする機会がありました。
先輩は私にその方を紹介したくて、この様な機会を作って下さいました。
本当のところ、私は先輩が紹介して下さる前にその方に御会いしたことがありました。
しかし、私の為にセッティングして下さった先輩の心遣いに、本当の事が言えず、予定をキャンセルして東京に行きました。
私のとても大切な先輩の紹介でしたので、和やかに会談を終え、先輩も立てる事ができ、胸を撫でおろしながら福岡に帰ってきました。
その後、その方が先輩に私と以前会った事があると伝えたそうです。
その事を聞いた先輩から「忙しい時に東京まで来てくれてありがとう」というメールを頂きました。
もしかしたら東京まで行く必要はなかったのかもしれませんが、私にとって大切な先輩の為なら東京まで行った甲斐があったと思います。
これからも大切な方との繋がりや縁を大切にしていきたいと思います。