正直・丁寧・真面目な生き方

「最後の5分」

昨日は夜遅くに緒形直人さんが織田信長役で主演を務めている「信長 KING OF ZIPANGU」という大河ドラマを観ていました。

テレビを観ながら信長や秀吉について色々と考えていました。

信長や秀吉は500年ほど前の人物です。500年間という永い間、彼らの人生は語り継がれ、彼らの人生に多くの人が共感し、影響を与えています。

そして、ふと私の人生は何年間語り継がれるのかと思いました。

人生を、そして生き様を記憶される人物というのは、彼らの様に明確で大きな目標を持っています。

私ももっと大きな目標を持って、残りの人生を生きていくべきだと強く思いました。

人生を人に記憶してもらうことは、簡単なことではありません。

非常に難しいことです。

織田信長がやってきた事はよい事ばかりとは限りませんが、世の中を変えました。

そして500年間語り継がれることになり、人々は信長の人生から色々と考えさせられています。

本当にすごいことだと思います。

私も500年とは言いませんが、5年、10年と周りの人達に記憶して頂ける人生を生きたいです。そう考えたら今よりもっと大きな目標を立てるしかないと改めて思いました。



日本経済新聞の話です。

現在世界中でEV化が進んでいます。

日本も例外ではなく、日本の主要産業である自動車産業でもEV化と自動運転の開発が積極的に行われています。

その様な背景の中、ENEOS(HD)がNECからショッピングモール等にあるEV充電器の運営権を取得したそうです。

通算して4600基になるとのことです。

現在イオンをはじめ、ショッピングモールなどに設置している充電器は少ないですが、これから増えていくと予想されます。

自動車の電動化や人口減少によるガソリン販売の減少傾向から今後はガソリンスタンドが減っていき、代わりにEV充電器が増えていくと考えます。

購入した先はイトーヨーカドーで予想よりも高額で購入したそうです。

しかし、今後EV化は避けられないことですし、イトーヨーカドーの関連会社にはセブン&アイ・ホールディングスもあります。

この様な背景があるからこそのENEOSは動いたのだと考えます。

トヨタ自動車グループ同じようにEV化に向けて研究費を増額しました。

主要部品メーカー7社の研究開発費は1兆円台に乗る見通しで、中でもデンソー、アイシン、豊田自動織機、豊田合成の4社は最高の見込みです。

主に車の電動化や自動運転、「脱炭素」の分野に充てられるそうです。

研究費に1兆円つぎ込める企業はありません。

エンジンで勝負してきたトヨタがモーターになり、EV、自動運転の時代になっていくことは、世界でトップを走っていたトヨタが危機感を抱いているということの表れだと思いました。

時代の流れは逆らう事が出来ません。

最後にもう一つ時代の流れについてです。

昨日円が20年ぶりに1ドル132円と上がっており、異常に、そして急激に円安が進んでいます。

かつては1ドル80円の時代もありました。

今の日本はとても経済が弱くなっているということが解ります。

5月のアメリカの雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月から39万人増えていました。

失業率は3.6%で「完全雇用」の状況に近いとされる水準を維持しています。

アメリカの金融当局は少々の金融の引き締めを行っても、景気はこれから落ちないと納得出来たからだと思います。

金利は6月も0.5%上がり、7月も上がると思います。

現在アメリカの長期金利は3%で日本は0%です。

日本は世界中で唯一金融緩和を続けています。

これからどんどん日本からお金が無くなり、日本の経済力はどんどん落ちていくばかりです。

この悪い流れは止められないのではないかと考えます。

昔は輸出大国であった日本にとって円安は良いことでしたが、今の円安の状況は日本にとってどういうことなのかを真剣に考えなければいけない時期だと思います。



昨日は勉強会に参加しました。

勉強会は通常は19時から行われていますが、昨日は著名な先生が来て下さるという事で20時30分からと遅いスタートでした。

非常に勉強になるお話ばかりで、一生懸命にメモをしていました。

気付いたらレポート用紙を何枚も使用していました。

何時もは21時前には終わりますが、昨日は終わった時間が22時30分を過ぎていました。

その為、途中で退席した人もいました。

さらに勉強会終了後の名刺交換も何時もはほとんど全員が残って行いますが、昨日は名刺交換を行わないで帰宅された人も半分以上いました。

結局名刺交換を行ったのは5~6名程度で何時もの4分の1の人数でした。

私は、講演をして下さった先生と是非お話をしたかったので、最後に名刺交換をして頂きました。

最後に名刺交換をさせて頂いた御陰で、先生と沢山お話をすることが出来ました。

さらに、帰りもご一緒させて頂くだけでなく、次回御会いする機会も頂きました。

私の恩師は「最後の5分が勝負だ。」と何時も仰ってました。

「最後の5分頑張る事は、最初の50時間頑張る事と同じくらいの価値がある。」とも教えてくれました。

今は孫娘も帰ってきているので早く帰りたいという気持ちはありましたが、恩師の言葉を思い出し、最後に挨拶する機会を得た御陰で、ゆっくりお話しする事もでき、とても有意義な時間を過ごす事が出来ました。

「最後の5分まで」仕事を楽しめる人間、未来の為に頑張れる人間でありたいと思います。