昨日に続き本日もある勉強会に参加します。
主催されている方は、私の尊敬するお方です。
他の参加者も社会的な地位も高く、能力の高い方が多く、御一緒する時は気を引き締めて参加しています。
私は、この勉強会で、政治経済はもとより、生き方や人間観を学んでいます。
同じ事でも、自分のレベルで考えた結論と彼らの高いレベル考えた結論では、全く違う物になる事が多々有ります。
見方が変われば行う事も変わる、そして結果も変わる事が分かります。
その事を強く教えて頂けるのが、この勉強会の一番の収穫です。
また、主催者は“有難う”という感謝の気持ちを出す習慣をお持ちです。
“有難う”と言える場所を常に探しているようにさえ思います。この強い感謝心が、彼の知的能力以上に私には魅力です。その証拠に彼の周りには、いつも人が溢れています。
憧れの方を、観察し、そして真似ていく事で、見えてくるものが変わってきます。
今後もこのような方の勉強会に参加させて頂き、学ぶ機会を増やしていければと思います。
本日の経済です。
健康保険組合連合会は大企業に勤めている人が加入をしています。
しかし、その中で4人に1人が10年前より手取りの年収が下がっているという報告がありました。
これは、年収がそう上がらず、健康保険料は上がっていて、差し引きの手取りが減っているという事です。
その為、消費意欲が落ちて、景気が更に悪化しているという事に繋がっていると報告でした。
保険料というのは、(月収)×(決められた利率)で算出されます。
その利率は、10年前は約7%台でしたが、現在は約9%台です。
今後、コロナ禍の中で更に料率は上がっていくと考えられます。
という事は、更に消費意欲が落ちると考えられるのではないでしょうか?
2番目です。
今週半ばに、日本銀行の政策決定会議が行われます。
2013年に国債とETFを大量に購入した事で、異次元の金融緩和が起こりました。
また、2016年には長期金利の調整を行う事、更にはETFを購入し始めました。
結果として現在まで続くマイナス金利となりました。
今回の政策決定会議で3つの事が注目を集めています。
➀マイナス金利の幅が、マイナス1%ですが、その規定よりももっと大きく出来ないのかという事です。しかし、そうなると金融機関の経営が厳しくなります。
②日本は長期金利を国が誘導している唯一の国です。ただ長期金利が上がると、国債の価値は上がりますが、国が借金を返せなくなるかもしれません。
③日本銀行のETFの購入についてです。株式市場は、日本銀行に大きく依存しています。
政策決定会議の結果が3月18、19日に出るので皆様も是非関心を持ってみて下さい。
昨日の分院ミーティングで1年の計画の立て方について御話致しました。
私の尊敬する稲盛和夫さんも「能力を未来進行形で捉える」と仰っています。
毎日勉強し、毎日努力をしていくと、能力は向上していきます
現在の能力で仕事を捉えて出来ないと思い、挑戦しなかった事が多くあります。
そして多くのチャンスを逃しました。今は一年後、二年後に自分の能力が成長をする事を考えて未来進行形で自分の能力を捉えるようにしています。
自分を信じて、仕事で成果を出したいのであれば、仕事をするだけではなく自分の仕事をする能力を上げる事に注力してみる事です。
私も、日々の仕事をする上で自身の能力不足を痛感することがあります。
しかし、もう一度しっかりと成果を出す為に能力を上げ、私も宝歯会も未来進行形で目標を立てればと思っています。
皆様も「自分の能力が上がっているのか?」「未来進行形で目標を描けているのか。」と自問自答してみては如何でしょうか?