【著者名】Ray Albert Kroc (原著), Robert Anderson(原著)野崎 稚恵 (翻訳),野地 秩嘉
【出版社名】 プレジデント社
「成功はゴミ箱の中に」は、マクドナルド創業者のレイ・クロックの著書です。
推薦者としてファーストリテイリングの柳井正さん、ソフトバンクの孫正義さんが名を連ねている名著です。
未熟なうちは成長する。成熟すれば後は衰えるだけ。人生もビジネスも立ち止まった時に終わる。一人一人常に成長を心掛ける。思考のスケールが小さいとその人もビジネスも小さいままで終ってしまう。成果が出なかったという事である。
私はこのレイ・クロックの言葉が大好きです。
成功する人、良い人生を送れる方という考え方は、基本的に同じであると最近よく感じます。
このレイ・クロックの一生の中で奥様との事、家族との事等、私的成功な事に関しては色々と議論があります。
しかしながら、60歳を過ぎてからの熱い情熱により、短期間で世界一のファーストフード企業を作ったという事は、素晴らしい事だと思います。
改めて、仕事は情熱であると思い知らされます。
私は、レイ・クロックのように家族や大切なものを投げ捨てて迄、なかなか事業に打ち込めない所がありますし、それが間違った考えだとは思っていません。
しかし、上記の「未熟なうちは成長する。成熟すれば後は衰えるだけ。」という言葉を顧みると、自分の慢心を感じ、意欲の低下を感じざるを得ません。
私の好きな言葉に以下のような言葉があります。
「Good to Great」
これは、即ち成熟してからの成長が大事という事です。改めて肝に銘じたいと思います。
