正直・丁寧・真面目な生き方

~変える事の大切さ~

先日、ある方からメールを頂きました。この方は、自分の気付かない事に気付きを与えて下さる方です。

その方のメールの中で、私の身内を褒めて頂ける一節がありました。

人から自分の大切な人を褒めらるという事は非常に嬉しいものです。

人は、日々の忙しさに忙殺されていると自分の大切な人を忘れがちです。そんな時、他の方から本当に大切な人の事を褒められると、自分にとってその人が如何に大切かという事を改めて認識できます。

大切な人の事を大切にする事程、大切な事はありません。

身近にこういうメールをくれる人がいるという事が、「非常に有難い」と感じました。

宝歯会には多くのスタッフが働いてくれています。

全てのスタッフの業務内容を把握する事はできません。そんな時、自分の気付かない所で、大事なスタッフが大事な仕事をしてくれているという事を知らせてくれる方もいらっしゃいます。これも「非常に有難い」事です。

こういう気付かせてくれるメールの事を「右脳的なメール」というそうです。

メール1通でも、人を助けることが出来るという事を気付かせてくれる出来事でした。



日経新聞の記事についてです。

先日、イスラエルとUAEの首相が平和条約の為に会談されました。

この二国はずっと不仲であり、エジプト、ヨルダンのように平和条約が結ばれるようなことがあれば、非常に喜ばしい事です。

中東で大きな影響力を持っていたアメリカが、シェールオイルの発掘で石油に輸入国から輸出国に変わりました。そんな中、対イランという事ではあるかもしれませんが、今まで不仲だった国々が仲良くしていこうという事になれば、素晴らしい事だと私は考えます。

今回の平和条約の鍵を握っていたのは、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相です。

この方が時代を変えた一人だったのかもしれません。

西友はウォールマートに買収された後、amazon、イオンに勝つ為に物流を大きく変革し工場から直送するようにしたそうです。

これもウォールマートの社長の判断が産んだ変化で、西友を大きく変えた出来事になると思います。

世の中には、時代の流れを作る人、変える人がいます。

我々も歯科業界でそうならなければならないと思います。そうなるつもりです。そう考えると、日々の業務の中でやるべき事が見えてくるのではないのでしょうか。

私は、毎月多くの分院のMTGに参加しております。

スタッフ皆の前で話した後、全てのスタッフと面談を行い、その中で色々な相談を受けます。

勿論すべての問題を解決できるわけではありませんが、少しでも良い結果を出したいという想いから、新たな試みを2つしてみました。

一つは、面談の際の座る位置を変えてみました。ただ、座る位置を変えただけですが、話す気分や相手の見え方も変わり大きな成果がありました。

もう一つは、受けの面談・相談を受ける面談から、問題を提起するように変えてみました。そうすると、皆が日頃考えている事、問題と思っている事を多く発言して頂き、これも大きな成果に繋がりました。

自分と違う視点での意見を得られた事で、多くの問題が自分だけで考えるよりも早く問題解決辿り着けたと思います。

日々同じ事を続けることは非常に危険であり、少しずつでも変化させていく事が大事です。その事で、人は良い人生に、会社は偉大な会社になれるのではないかとつくづく思います。

変える事の大切さを知った1日でした。