今朝もランニングをしました。
近所の女子陸上部強豪校の生徒と一緒になりました。彼女とはよく一緒になるのですが、先日小雨の中走っていると信号で止まった際に言葉をかけられました。
「雨が、気持ちいいですね」
私はその言葉を聞いた時に、彼女は大した子だなと感じました。なぜなら彼女には心にゆとりがあります。
私は走っている時、「早く家に帰って、仕事の準備をしないといけない」と自分を急かしており、その日は「雨が降っている」としか感じませんでした。
しかし、彼女には余裕があり、同じ雨を「気持ちが良い。」と感じていたのです。
心に余裕がある方とない方には、物の見方は勿論感じ方も変わります。もっと言えば人生の豊かささえも変えるものです。
今も時々彼女に会います。
彼女の走るスピードは速く、なかなか追いついていく事は難しいです。
しかし、少しの余裕を持ちながら、「暮らす」、「走る」、そして「楽しむ事」が出来れば、彼女の感性にも近づけるのでないかと考えています。
少し余裕を持つ事は大事だとつくづく思いました。
日経新聞ですが、
ウォールマートは、ご存じの通り世界最大のスーパーマーケットでアメリカに行った際に、何度も訪れております。現在、アメリカでの店舗数は5,000店舗、売上5000億ドル、従業員が230万人だそうです。
伝説の創立者サム・ウォルトンが設立し、今もウォルトン家が50%以上の株式を持つ大株主だそうです。
そんなウォールマートも2年程前でしょうか、赤字で株価が大きく下落したことがありました。勿論今はV字回復をしておりますが、当時赤字に転落した原因としては、eコマースへの対応が遅れ、アマゾンにシェアを奪われていたからです。
その後ウォールマートは、アマゾンに対抗できる企業に進化する為に、
- 優良なeコマースの企業を買収
- その社員と共にアマゾンを徹底的に研究
- 大量のIT技術者を採用
という事を行ったそうです。
更には、現在、100店の実店舗から始まった「エクスプレス・デリバリー」というサービスは、注文から2時間以内に配送されるようにまでなったそうです。このサービスでアメリカの国土の9割以上をカバーできるようになるとも言っています。おかげで、アマゾンの最大のライバルはウォールマートとなっています。
これは、大事な事を教えてくれています。
- 「時流を読んで研究する事」そして
- 「それに集中する事」が
- 「それが成長、そして成功に繋がる」
という事です。
新しい事業をする時には、新しい人が必要になると思います。
そして、自分が苦手な事があれば、得意な方に頼んで色々と教えを請い共に進めていく事が良いのかもしれません。
以前、創業者の「サム・ウォルトン」という本を読んだ事があります。
サム・ウォルトンは、新しいスーパー事業を始める際、どのような事を考えたのか?と頭の中で想いを馳せております。今一度読み直してみようと思います。