【著者名】司馬 遼太郎
【出版社名】文藝春秋
この本は、皆様も御存知の坂本竜馬の生き様が描かれている大歴史ロマン小説です。
20年程前に没後150年を記念して全八巻の単行本として発売された際に購入し読みました。
当時も一気に読み終えた記憶がありますが、久しぶりに読み返すと今回も土日の二日間で八巻一気に読みました。
坂本竜馬の人間性、リーダーシップは誰もが共感するところですが、この本にはもう一つ素晴らしいところがあります。
それは作者の司馬遼太郎さんの登場人物や歴史に対する調査が詳細で、真実に則ってこの本は書かれているというところです。
作家としての才能が素晴らしいことは誰もが認めていることです。
「本当のことを知ろう。人々に知らせよう。」という詳細な調査が非常に素晴らしく、坂本竜馬の偉大さを際立てていると思います。
「竜馬がゆく」という本を読むと坂本竜馬司の偉大さは勿論ですが、司馬遼太郎さんの真摯さがひしひしと伝わってきます。
私は「竜馬がゆく」だけでなく「坂の上の雲」「飛ぶが如く」の3作品が司馬遼太郎さんの作品の中でも特に大好きです。
何度も繰り返し読み続けていきたいと思います。
