日曜日の朝に、自宅で一週間の予定を手帳に綿密に書いておりました。
その様子を見た家内から「毎週何故その様な計画を手帳に書くのか」と質問されました。
私は実は10年以上前から、週末に一週間の予定を詳細に決めております。
一週間の計画を立てる一番の理由は、効率よく仕事や生活をしたいからです。
二番目の理由は、日曜日の朝に一週間の準備をすると
「休みが終わる」というマイナスな気持ちではなく「さあ、やるぞ」という気持ちになるからです。
先日NHKの放送で、ダビデの像が敵のゴリアテに立ち向かう
「始まりの生命力」を表現していると紹介しておりました。
「終わり」と考えると輝きが失せ、「始まり」と考えると輝きが保たれる事が自然の摂理です。
日曜日を「始まり」と考えて活動的に過ごす為にも
日曜日の朝に一週間の計画を立てる事を強くお勧めします。
日本経済新聞の話です。
中南米のエルサルバドルで仮想通貨の「ビットコイン」が今年の9月から
法定通貨の一つになるという報道がありました。
エルサルバドル政府は電子財布「CHIVO(チボ)」というアプリケーションを導入し、
登録した国民には30ドル相当を国が無償で配布するとの事です。
また従来の米ドルも法定通貨として運営していく為、チボは何時でも米ドルに交換出来るそうです。
今後エルサルバドルの様な発展途上国は、通貨を作る事と管理する事のコストを削減する為に
ビットコインを法定通貨に認める事例が増えるのではないかと思いました。
また日本に目を向けると、三井住友グループがインドのノンバンクを
2200億円で買収したという話がありました。
また地方銀行では合併話が多く挙がっており、先日も東北の三銀行が合併したとの事です。
この様に日本の地方銀行は青息吐息で何とか頑張っている状況です。
しかしながら、メガバンクは国内に見切りをつけ
大部分の投資を海外に充てるとの事で、これが日本の現状だと思いました。
太陽光発電が今後の脱炭素社会において必要である事は言うまでもありませんが
今、大きな懸念材料があると言われています。
それはパネルの主要原料であるシリコンが
中国の人種問題で揺れているウイグル自治区で4割も採取されているという事です。
ここ一年でシリコンの価格は約5倍、パネルも3~4割上がっているそうです。
今後バイデン政権が中国メーカーへの制裁を続けると、価格が益々上がり
太陽光発電の普及に大きな影響を及ぼすのではないでしょうか。
7月2日(金)に、アメリカの雇用統計が発表されています。
非農業部門雇用者数は前月よりも85万人増加し、失業率は5.9%だったそうです。
株高も続いていますので、ワクチン接種後の世界でやはりどこの国も上昇気流だと言えます。
日本もその上昇気流に乗って頂きたいものです。
人の成功や幸福を喜ぶべきだと私は何時も思っておりますし
自分自身もそうしていると思っておりました。
昨日私の友人が電話で、我々の師匠とも呼べる方が
業界紙のトップに掲載されるという事を連絡して来ました。
彼は「凄い、凄い」と何度も言っており、10分程称賛しておりました。
私も御世話になった方ですので、勿論凄いと思っておりますし御祝いもさせて頂いております。
しかし、彼の心底喜んでいる様子を見て「私は本当に喜んでいるのか」と自問してみました。
そして彼を羨ましく思った次第です。
診療をしたり、経営したり、人生のあらゆる場面で冷静に物事を考える事は
非常に必要な事で間違いはありません。
しかし彼の様に人の成功や幸福を、子供の様に喜ぶ事が出来る
「人間力」も必要ではないかと思い深く反省しました。
彼は非常に尊敬できる素敵な友人です。
今後も末永くお付き合いしていきたいと考えた次第です。